4月も後半を迎え、当果樹園ではさくらんぼの花が開花目前となりました(写真1、2参照)。昨年より一週間程度遅れていますが、その要因は3月中旬以降、寒い日が続いたことにありそうです。ただ天気予報によれば、今後は日中の気温が20度を超える日が続く見通しであることから、順調に開花していくと思われます。
写真1●さくらんぼ(佐藤錦)の蕾。開花まであとわずか。
写真2●こちらの蕾は開花まで少し時間がかかりそう。
一方、ぶどう(デラウェア)を栽培しているビニルハウスの中では新梢が伸びてきており、少しずつ棚を覆い始めています。小さなぶどうの房も見えてきました(写真3、4参照)。このまま伸びていくと5月の連休には“種なし”にするための作業であるジベレリン処理を行うことができそうです。
写真3●伸びてきたぶどう(デラウェア)の新梢。小さな房も見えます。
写真4●あと1ヵ月もすれば、棚一面が新梢でいっぱいになります。
なお、当果樹園からほど近い秋葉山にある神社の参道では、桜が満開を迎えていました。桜は山頂にあり、だれでも空のブルーと桜のピンクのコントラストが美しい写真を撮影することができます(写真5、6、7)。また、この場所は花見客も少ないため、絶景を独り占めすることもできます! こちらの桜は昨年もご紹介したいと考えていたのですが、気づいたらすでに散っていたため、今年こそと満開のタイミングを逃さぬようチェックしていました。ここ山形では、いまが桜の見ごろのピークです。
写真5●桜前線は山形まで北上してきました。
写真6●ゆっくりお花見をしたいのですが、畑での仕事が優先です!
写真7●蔵王連峰の山々の頂には、まだ残雪が残っています。
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