第30回を迎えた「コバルト杯争奪中学校柔道大会」(以下、コバルト杯)が2月18日に山形県体育館で開催され、県内外から参加した約40チームが熱戦を繰り広げました。予選リーグと決勝トーナメントを勝ち進み、決勝戦を制して優勝したのは国士館中学校(東京)、準優勝に輝いたのは平塚市立金目中学校(神奈川)でした。第3位には山形市立第四中学校(山形)と無心塾飯島道場(茨城)が食い込みました。
優勝した国士館中学校は、毎年、全国中学校柔道大会(以下、全国大会)で優勝を争うほどの強豪。今年のコバルト杯でもその実力を存分に発揮して29連覇を成し遂げました。一方、金目中学校は今年、コバルト杯初出場ですが昨年は全国大会に出場した勢いのあるチーム。メンバー全員で隙のない厳しい柔道を徹底し決勝戦まで勝ち上がりました。
↑写真1●コバルト杯争奪中学校柔道大会。3つの試合場で選手が熱戦を繰り広げました。
↑写真2●準決勝の直前。選手の気合が最も入る瞬間です。
コバルト杯は中学校の柔道選手の強化を目的として、山形県立山形南高等学校柔道部のOB会が主催する大会。会場の準備や試合の進行はOBのほか現役部員などの協力を得て行われます。平成元年に第1回大会が開かれ、いまでは県外の強豪チームも参集することから注目度の高い大会の一つとなっています。また、この大会の特徴は「練成会」も兼ねていること。体育館のとなりにある武道館では練習試合などが行われ、選手たちはこちらでも日ごろ練習している技を試そうと汗を流していました。
OBである私も、裏方として運営のお手伝いをさせていただきながら試合を観戦させていただきました。張り詰めた空気のなかで激しい組手争いや技の応酬から、選手たちの「勝ちたい」という強い気持ちがとても伝わってきました。今後も稽古を重ねて、ぜひ次の舞台で活躍してほしいと思います。
なお、大会の試合結果の詳細などは、下記ホームページに掲載されています。ぜひ選手の活躍をご覧ください。
「コバルト杯争奪中学校柔道大会」公式ウェブサイト
http://www.kobaruto.jp/
コメント
コメント一覧 (1件)
栽培日誌から段々と柔道よりになってきましたね。
OBが裏方ってすごいですね。国士館強いですよね。
烏山事件を思い出しました。
こちらはトリプル改定が始まります。
お互いに身体には気をつけましょう!(^^)!