ぶどうの剪定はじまる

 山形では、11月中旬になると朝晩もいちだんと冷え込むようになり、蔵王山もだいぶ下のほうまで雪が積もってきました(写真1参照)。そろそろ、ふもとでも雪が降ると見込まれていることから、農作業用のトラックなども夏用タイヤから冬用タイヤに切り替えました。

↑写真1●だいぶ下まで雪が積もった蔵王山

 さて、当果樹園ではこのほど、ぶどう(デラウェア)の剪定作業を始めました。この時期、夏に実をつけた多くの新梢は、皮が木質化して緑色から茶色へと変化しており、これが棚の上を覆うように広がっています。剪定作業は、このような枝の中から来年に残す枝を選別し、不要な枝を切り落として整理していく作業。枝を見分けたり、となりの枝とのスペースを見計らいながら剪定を行うのはけっこう時間がかかります。当果樹園におけるぶどう畑の面積は30アールほどですが、昨年は2人での作業で10日ほど要しています。今年も同程度の日数がかかると見込んでいます。(写真2参照)

↑写真2●剪定後のぶどうの棚。

 一方、さくらんぼの畑に目を向けますと、こちらもだいぶ葉が黄色く色づいてきました(写真3参照)。あと少しですべて落葉し、さくらんぼも休眠期に入ります。そのころにはぶどうの剪定作業も終わることから、引き続きさくらんぼの剪定作業に入る予定です。

↑写真3●黄色く色づくさくらんぼの葉

コメント

コメント一覧 (1件)

  • 寒そうですね。2人で10日ほどとは大変ですが、風邪などひかないように頑張ってください。東京も朝晩寒いです。最高気温10度位ですよ。

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