当果樹園で栽培しているさくらんぼの「佐藤錦」は、写真1のようにだいぶ肥大してきました。なかには表面の色が緑からほんのりと黄に変化し、赤く色づき始める一歩手前まで生育が進んだものもあります。
こうなると、さくらんぼを栽培している果樹園ならどこでも行われる作業があります。それが、さくらんぼを囲うように建てられているパイプハウスの屋根にビニルを張ること。赤く色づいたさくらんぼは、雨にあたると割れてしまうという性質があります。さくらんぼは割れてしまってもおいしいのですが商品価値がなくなってしまうことから、ビニルを張ることで雨にあたらないようにするのです。
当果樹園でもさっそくこの作業を開始。写真2をご覧いただくと樹上にビニルが張ってあるのがおわかりいただけますでしょうか。ただ、このパイプハウスの上に登ったときの、足下の地上からの高さは約4.5m。高所が苦手な筆者は毎年、足を震わせながら慎重に作業を行っています。
↑写真1●この時期の佐藤錦。指で触れるとまだ固い状態です。
↑写真2●屋根にビニルが張られたパイプハウス。この上でビニルを張る作業を行っていると、まるでとび職人になったような気分になります。
他方、ぶどう(デラウェア)の生育も写真3のように順調に進んでおり、2回目のジベレリン処理を行いました(ジベレリン処理については前回のお知らせをご覧ください)。この作業後、ぶどうはさらに大きく肥大していきます。
↑写真3●2回目のジベレリン処理を待つぶどうの房。
↑写真4●ぶどうの棚の上は、だいぶ新梢の葉で覆われました。
コメント
コメント一覧 (1件)
4.5mはさすがに恐いです。
気を付けてください。